②東北三県(太平洋側)縦断の鉄旅 第二弾 40年前にタイムスリップして青函連絡船!  2021.10.16-19

②40年前にタイムスリップして青函連絡船! そして八戸へ
仙台空港駅より東北新幹線で青森駅に到着し、昔の面影はなく、今回の目的の一つでもあります青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」へ

駅を出て北側に進むと新しく開発された商業施設の端に、黄色い船が見えてきて、近づくにつれ気持ちが昂り、そして駅より伸びた線路(当時の連絡線)を見た瞬間、はっきりと40年前の思い出がよみがえりました。

学生時代何度となく北海道に訪れる際は必ずこの青函連絡船を利用したのが懐かしく、船の後尾からは、陸の線路と繋がるようになっていて、車両を船内に入れ運搬できるようになつています。

この部分の先の船内は鉄道車両を搭載する為のスペースです。(貨物車48両搭載型)現在は廃車となった貴重な郵便車両や気動車キハ82系など9両展示。

そして外観を船尾よりゆっくりと眺めました。この「八甲田丸」の説明(HPから)

1908年(明治41年)に鉄道連絡船として就航した比羅夫丸が青函連絡船歴史の始まりです。
青函連絡船は1988年(昭和63年)まで80年間にわたり、青森港と函館港を結び、1億6千万人の乗客と2億5千万トンの貨物を運びました。
航行距離は8千万キロ、地球を2,019周分に及びます。


ご見学されるお客様は青函連絡船のスケールの大きさを目の当りにし、本来の役割を学んでいかれます。
中でも青函連絡船最大の魅力は貨物車両を搭載する「車両甲板」であり、鉄道車両が船を通じて海を渡ることは世界的にも大変珍しい事です。



日本の鉄道史に名を連ね、日本の経済発展に大きく貢献してきた青函連絡船は青森市のシンボルであり、歴代55隻中「八甲田丸(八甲田山系と睡蓮沼がシンボルマーク)」という、23年7ヶ月と現役期間が一番長かった船をほぼ就航当時の状態に係留保存した貴重な施設です。(HPより)

港からの桟橋より入口の2階船楼甲板に入りチケットを購入!入った瞬間暖かく、既にストーブが焚かれていたのは驚きました。未だ早いのではと思いながら2階から順番に見学。&oq=港からの桟橋より入口の2階船楼甲板に入りチケットを購入!入った瞬間暖かく、既にストーブが焚かれていたのは驚きました。未だ早いのではと思いながら2階から順番に見学。

当時の状態を最大限に残し、パネルや映像を取り入れて展示しております。
当時グリーン船室として使われていたスペースで、乗船椅子や寝台室、船長室、事務長室を見学、当時のリンゴを販売敷いている再現の人形は少し怖く、子供には怖いかもしれませんね

一番上の船の操舵部、ブリッジでは実際に舵や通信機器に触ることができ船長気分が味わえます。

鉄道ファンの目的は1階 車両甲板が目的ですね

世界的にも珍しい、鉄道車両を搭載する為のスペースです。(貨物車48両搭載型)現在は廃車となった貴重な郵便車両や、当時は安全上の理由で搭載不可だった気動車キハ82系など9両展示。
更に、貨車の出し入れに欠かせない可動扉(開放不可)もこの階にあります。

八甲田山丸を満足し、見学を終え、次は八戸へ

こちらも初めで乗車する「青の森鉄道」です。私が乗車したのは

青い森703系(普通列車)

JR東日本のE721系をベースとした車両ですが、デザインが青い森仕様になっています。私の感想で失礼をしますが都市型の雰囲気があり沿線にマッチしていないと感じられました。でもバリアフリーで高齢者の皆様に配慮され今後の地域の足として活躍することでしょう。

最高速度 :110km/h
車体重量 :74.4t(1編成)

夕方やっと八戸駅に到着 早朝に関西国際空港を飛び立ち約10時間 疲れました。

次に続く