在来線駅間の距離が最も長いとして知られ、石北本線上川駅と白滝駅間は37.3kmをキハ40車両で乗車
2024年3月12日、北海道の石北本線(上川駅 – 白滝駅間)。この区間は、駅間の距離が最も長い在来線として知られ、上川駅と白滝駅の間は37.3kmに及び、日本最長です。私は、間もなく廃車となる国鉄時代のキハ40系車両に乗車しました。かつてこの区間には5つの駅がありましたが、利用者減少により多くが廃止されました。
現在、上川駅 – 白滝駅間は最速の特急でも36分かかり、定期運行の列車は、特急オホーツク2往復、快速きたみ1往復、普通列車1往復の合計4往復8本のみです。さらに運休日がある特急大雪を加えても、運行本数はわずか6往復12本という状況です。
石北本線は北海道にとって重要な路線で、2018年に設置された「鉄道ネットワークワーキングチーム」は、維持に向けた検討を進めるとしています。特急や貨物列車の運行区間として、北海道経済にも寄与しており、農作物の約3割を鉄道で輸送しています。ただし、鉄道の存廃は沿線自治体とJR北海道の協議で決定されるため、存続が保証されているわけではありません。