50年ぶりの只見線などの東北! 思い出を辿る旅へ
50年前に撮影した写真です。只見駅周辺より撮影…。
大切な友人と念願の会津只見線へ
今から50年前の学生時代に紀勢本線や参宮線などを走っていた蒸気機関車C57-110
を追いかけて三重県に訪れていました。
当時宿泊と言えばユースホステルで、リーズナブルな価格で泊まれます。
そのころは、兵庫県尼崎市に住んでいましたので、日帰りでも松阪市に行くことができました。
しかし、翌日も撮影する予定だったため松阪市内の『龍泉寺』境内にあるユースホステルに宿泊し、そこで関東から来た桑田さんと出会いました。
お互い高校生で裕福な旅はできないので、偶然宿泊したお安いユースホステルでの出会いが今日まで続いています。
桑田さんとは、北海道や今回50年ぶりに訪れた会津地区、山陰、九州をはじめ、遠くは台湾まで鉄道旅をいたしました。
若き頃の2人
さて、今回のコースは全て桑田さんが考えてくれました。
*11月12日(日)
宿泊先 東横INN浅草蔵前1
*11月13日(月)
浅草9:30発「特急リバティー会津113号」→ (東武鉄道日光線・鬼怒川線) → 新藤原11:45着・13:16発「特急リバティー119号」 →(野岩鉄道・会津鉄道)→ 会津田島14:09着・14:24発「快速リレー119号」→(会津鉄道)→ 会津若松15:25着
宿泊先 東横INN会津若松駅前
*11月14日(火)
会津若松6:08発→(只見線)→小出10:41着・13:12発→(只見線)→会津若松17:24着
宿泊先 東横INN会津若松駅前
*11月15日(水)
会津若松5:53発→(磐越西線)→郡山7:10着・7:30発→「つばさ121号」→赤湯8:35着・8:59発→(山形鉄道永井線)→荒砥9:53着・10:23発→(山形鉄道永井線)→長井10:44着・12:07発→(山形鉄道永井線)→赤湯12:39着・13:27→「つばさ142号」 → 東京15:48着・16:03発「ひかり519号」 → 京都着18:43 → 奈良
スタートは早朝より旅の安全を祈願し浅草寺へお参りに
仲見世通りも観光客が少なくスムーズにお参りができました。
では浅草駅へ
東武浅草駅から
東武鉄道の浅草駅ビルは昭和6年(1931)竣工。
浅草駅は地上7階・地下1階の建物で鉄道省の初代建築課長であった建築家久野節氏(くのみさお)1882~1962年) が設立した久野建築事務所の設計です。
久野節氏の建築は、大阪・難波の南海ビルディング(1930年)や、近鉄宇治山田駅(1931年)も設計されています。当時の浅草駅には正面大階段の両側にエスカレーターがあったそうです。
久野知美さんのご先祖様…?
現在の浅草駅の名称になったのは戦後の1945年10月のこと。1974年の改修工事で外壁は、アルミルーバーで覆われてました。東武の浅草駅と言えば、このころの外観を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか…。
新型特急スペーシアX
ホームに入線してきた9時00分発新型特急スペーシアXを撮影。今回は乗車できず満席の車両をホームから見学。そして出発を動画で撮影。定刻の9:00に発車ベルが鳴り、ゆっくりと出発するXを見送り『いってらっしゃい!』。
メチャクチャかっこがいいですね 次のブルーリボン賞の候補!!!
乗車はリバティ
私たちは9時30分発のリバティに乗車。 もちろん車内放送は久野知美さんのアナウンスが…。正座し聞くのが良いかと思いましたが、お腹のぜい肉が邪魔をしてしまい車窓を眺めながらの素敵な声に聞き入っていました。
リバティも最高!
浅草駅を出た東武スカイツリーラインの列車は<
すぐに隅田川鉄橋を渡ります。車窓からの視界が明るくなったと思ったら隅田川で、その先は高さ634 mのスカイツリーが見えます。
今半のお弁当も美味しくいただきました。桑田さんが事前に予約 ありがとう
念願の野岩鉄道へ
野岩鉄道では先日ラジオ番組【BOSSステーションまほろば号(Fmハイホー)】でもゲストに出演していた二瓶社長が自らお迎えいただきました。
沿線の魅力や沿線の見所などに一緒に行っていただきました。
この野岩鉄道は、栃木・福島両県や周辺市町、東武鉄道などが出資する第三セクターとして、1986年10月に新藤原―会津高原尾瀬口間の30・7キロで開業しました。沿線には温泉が多く、「ほっとスパ・ライン」の愛称があります。
二瓶社長自ら車を運転していただき、野岩鉄道の沿線を案内していただきました。事前に資料を見ていましたが、実際に現地を訪れてみて、現地の良さが良く分かったのと。二瓶社長の熱意が伝わりました。
案内していただいた鬼怒楯岩大吊橋。全長約140メートルの歩行専用の吊橋です。高さは約40メートルあり、橋の上からは大きな岩の間を流れる鬼怒川や紅葉を楽しめました。
野岩鉄道の龍王峡駅から直ぐの「龍王峡」
今から2,200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が、
鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったといわれます。
湯西川温泉駅
標高約600メートルの山あいにある駅舎は、「道の駅・湯西川」と同じ建物。駅ホームは地下(トンネル内)にあります。そこのエレベーターか、57段ある階段を上ります。すると温泉施設『湯の郷』があります。
道の駅湯西川は、全国でもめずらしい 「 天然温泉が楽しめる道の駅 」 です。
ゆったりとした内湯と開放的な展望風呂。さらに人気の岩盤浴や足湯もあり、いろいろな温泉が楽しめます。お風呂に入りながら野岩鉄道も見えます。
沿線には沢山の温泉を中心とした観光スポットがあります。また東武鉄道リバティの座席ポケットにも野岩鉄道さんのパンフレットが設置されています。
こちらからでも ⇩ぜひご覧ください。
http://www.yagan.co.jp/uppdffiles/202303yagan_tabi.pdf
機会を見つけてラジオや講演会で野岩鉄道さんの魅力を伝えいたします。
野岩鉄道さんありがとうございました。
そして会津鉄道さんへ
連絡の会津鉄道車両へ
会津田島14:09着・14:24発「快速リレー119号」(会津鉄道)
一日かけて東武鉄道浅草駅より野岩鉄道、会津鉄道を経由し福島県会津若松駅までたどり着きました。このコース最高!!!
会津若松に辿り着く
待ちに待った只見線へ 約50年ぶり
50年前 現在
50年前と同じ場所…!? 背景の車庫が同じように見えます。 柱や屋根は改良です。(自信はない)
只見線に乗車 8時間以上
*11月14日(火)
会津若松6:08発→(只見線)→小出10:41着・13:12発→(只見線)→会津若松17:24着
往復8時間を満喫しました。復活し1年以上経過していますが<線からは手を振ってくれる沿線の皆さん
ありがとう只見線
今日は一日かけて只見線に乗りました。その8時間を満喫
昨晩から雪が降り、途中沿線には薄らと雪景色
これより折り返しで会津若松駅へ戻ります。
昨晩から雪が降り途中沿線には薄らと雪景色 そしてラッセル車が留置
この計画は高校生時代に三重県松阪で出会った二人が鉄道が好きで全国各地を訪ね歩いています。支え会いながら約50年!これからも宜しくお願いいたします。
これより折り返しで会津若松駅へ戻ります。
今回のコースもその友人が考えてくれ楽しく巡っています。
最終日も早朝より活動開始
11月15日
会津若松5:53発→(磐越西線)→郡山7:10着・7:30発→「つばさ121号」→赤湯8:35着・8:59発→(山形鉄道永井線)→荒砥9:53着・10:23発→(山形鉄道永井線)→長井10:44着・12:07発→(山形鉄道永井線)→赤湯12:39着・13:27→「つばさ142号」 → 東京15:48着・16:03発「ひかり519号」 → 京都着18:43 → 奈良
先ずは常磐西線から
会津若松駅から郡山経由で山形新幹線の赤湯駅へ 初の山形新幹線
濃霧の中の山形新幹線もカッコいいです。
奈良の郡山ではありませんよ
高校三年生…。 山陰の旅
そして初の山形鉄道乗車しました。
長閑で良いですが、お客様は少なく今後も応援したいです。
古い車輛ですが頑張っていますね…。お客様は少なく終点まで乗車したのは、私たち二人だけでした。(泣)
さてこれより関西に帰ります。
山形新幹線「つばさ」から東京駅で乗換えて京都へ! ♬線路は続くよ ど~こまでも~
帰りも牛肉を…。次は松阪の「あら竹弁当」食べたいです!
定刻通り東京駅に到着
帰りは最新車両の「N700S」に乗ることができ、輝く東京タワーや暮れの富士山を眺めながら、楽しかった旅を振り返り余韻に浸っています。
50年前に知り合い、お互いに鉄道が好きで全国各地を訪ね歩きました。関西と東京では距離も離れ文化も生活環境も違う二人す。しかし鉄道が趣味で今日まで約50年間も続いております。
昨年は秋田内陸縦貫鉄道・JR五能線・津軽鉄道も桑田さんと鉄道旅をいたしましたが、今回も含めて楽しい旅でした。
お互い支え合いながら約50年!これから宜しくお願いいたします。次回北海道宗谷地区や四国もよろしくお願いいたします。