2019.11.3・7 盛大に【淀川進出から赤川鉄橋へのクルーズ】を開催いたしました。

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11月3日と17日の二回にわたり、大阪水上バスさんのご協力により【淀川進出から赤川鉄橋へのクルーズ】を開催いたしました。



開催された両日とも秋晴れの爽やかな日で、また大川などの木々は紅葉で赤く染まりながらの航行は、乗船された皆様に最高なプレゼントになりました。

今回は初の淀川に架かる「赤川橋梁」を目指すことになり、毛馬の閘門をくぐるという通常では中々行けないコース設定でしたが、大阪水上バス様のご尽力により、両日航行できることになりました。

今回も両日(11/3.17)ともに満席となり、参加された皆様の期待度が大きく、乗船前から興奮が私たちにも伝わってきました。

13時00分の予定時刻に大阪城港を出港し、寝屋川から大川に進むと両岸は色鮮やかな紅葉が目に飛び込みました。


船は先ずは、毛馬の閘門を目指します。春に航行した道頓堀や中之島の景色とは、また違いこちらも魅力あるクルーズコースです。

大阪城港を出て約30分すると正面に毛馬閘門の施設が見えてきます。現在の稼働可能な閘門は一番右側であり、船はゆっくりと水門内に入りました。

航行してきた大川と、水門の向こうの淀川との高低差は最大2メートルですが、この日は1メートル20センチです。船を一旦停船すると大川側の水門が降下し、前後の水門が下がっており大型のプールの状態です。その場所に大量の水が注入されると、停船している船が徐々に上昇していくのが体感できました。

学生時代に教わったパナマ運河と同じシステムです。

ちなみに第二閘門は国土交通省関係の船着き場として、また第一閘門は明治時代の建造物で国の登録有形文化財として残っています。

第一閘門は明治時代 ( 登録有形文化財 )

水門内の作業は、約20分ほどで水位が上昇し、淀川側一定になり船は淀川に…。視界は広がり、開放感があります。水面には野鳥たちや、また船の上空にはカモメも飛び大川とは違う景色が楽しめました。

そしで船は上流へ進むと、今回のメインであります赤川橋梁(淀川)が迫ってきます。



この赤川橋梁は1919年で完成した貨物専用鉄橋で、18個のトラス桁が連続した全長約600mの橋梁です。

戦時中にはアメリカ軍の空襲攻撃に何度となく狙われましたが、一度も破壊できず、今日までの90年間にわたり美しい姿を保っています。

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その橋梁手前で船を停め撮影準備、約5分ほど待つと201系車両が新大阪駅側から野江駅側に軽快に走って行きました。

その後も反対方向に行く列車を撮影し、毛馬閘門に戻ります。ちょうど船は南向きに進むと、太陽に照らされた水面がキラキラと輝き、この光景も水上ならではしか体験できません。


帰りは大阪環状線桜ノ宮駅付近の淀川橋梁や京阪天満橋駅付近の寝屋川橋梁も通過する列車を存分に撮影し、約2時間45分のクルーズを楽しるました。

今回のクルーズも大阪水上バスさんのご協力で運航し、また沢山の皆様の参加で楽しいオフ会となりました。関係各位に感謝いたします。来年の春からも水上オフ会を開催する予定ですので皆様のご参加をお待ちしています。



なお今回の総残金の1183円はこのたびの 台風第19号災害義援金に寄付をいたします。ご理解をお願いいたします。