桜井駅から等彌(とみ)神社、聖林寺、阿部文珠院へ散策

2019年1月20日

来年2919.2.10に東京日本橋にあります「奈良まほろば館」さんで、中南和の講演依頼が橿原市様よりありました。一部と二部があるので、鉄道マンが見た大和路をどのように表現しようかと悩み、自ら現地に調べに行きました。
12/22(土)天候は小雨
スタートは桜井駅より、南側を出て直ぐに廃墟らしい大きな建物が…。「桜井1番街」なるアーケード商店街が。
土曜日でしたが、誰も歩いている人がおらず薄暗くおそるおそる通り抜けると次の雑居ビル、お店の看板があるが全く営業している店はなく、足早に次の目的地へ!
次の目的地『等彌(とみ)神社』へ
最初に訪れたのは桜井駅から約20分(1.3km)ほど歩くと「等彌(とみ)神社」があります。予想したのとは違い立派な神社で驚きでした。一歩神域に入ればその荘厳さに身が引き締まる感じがします。
 公式HPより引用
鳥見山の西麓に鎮座する当社の歴史は古く、十世紀前半に制定せられた『延喜式』の神名帳にすでに記載があります。千数百年の悠久の歴史と伝統を有するとともに、昭和十五年の紀元二千六百年当時には、旧村社から県社に列せられ、爾来、地元桜井は元より、全国的な崇敬に預かる県下有数の古社にして名社です。
続いて次の目的地『秋殿古墳』へ
「等彌(とみ)神社」から約20分(1.3km)ほどのところに古墳らしき山がありますが、入口どころか標識も表記していないので諦めました。
次の目的地『聖林寺』へ
桜井市の約65%は山間部で、古から林業などが盛んで現在も沢山の製材所があります。木の香りをかぎながら約20分(1.3km)で聖林寺に到着
   

 

『聖林寺』 安産祈願のお寺としても知られている聖林寺さん。女性のお参りの方もおられました。境内からは眺めもよく暫し、幻想な景気を楽しみました。(お堂内写真禁止)

『聖林寺』 奈良県公式サイトより引用
和銅5年(712)、妙楽寺(現在の談山神社)の別院として、藤原鎌足の長子である定慧によって創建されたといわれる。天平彫刻の傑作の一つとして非常に有名な木心乾漆十一面観音立像(国宝)は、和辻哲郞が著書「古寺巡礼」の中で絶賛するほどである。現在でも造立当時の姿のまま安置されている。本尊丈六子安延命地蔵は江戸時代の作で、安産と子授けの信仰が厚く、多くの人が祈願に訪れている。多武峰山麓の中腹に位置しており、境内からは三輪山箸墓古墳をはじめとする大和盆地を一望のもとに見渡すことができる。
続いて『阿部文珠院』へ、道中こちらでも製材所があるほか、酒造会社もあり良い散策コースです。聖林寺をスタートし約25分(2.1km)、阿部文珠院に到着
 
『阿部文珠院』日本三文殊の一つとして「智恵の文殊さん」で親しまれ、学業成就の祈願に訪れる人も多いです。
既に迎春の準備も整えておられました。2019年の干支「亥(いのしし)」の花絵です。花絵はパンジー約8000株を用いて、毎年僧侶や職員によって手作りされています。この花絵は縦20㍍横25㍍のキャンパスに描かれており、「安倍晴明」が天文占いをした展望台から見ることが出来ます。見頃は11月から翌年4月下旬頃まで楽しめます。
『阿部文珠院』 奈良県公式サイトより引用
安倍文殊院は西暦645年に創建された寺院です。京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三文殊のひとつです。入試合格祈願や学業成就、厄除け魔除け祈願を願う人々のお参りが多く見られます。御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代・1203年に仏師・快慶によって造立されました。獅子に乗り4人の脇侍を伴う、渡海文殊群像【5像全てが国宝】です。
   
  
そして最大の目的地でもあるフォーシーズン (4′season) さんへ 阿部文珠院さんから約40分(3.0km)小雨の中をひたすら歩きGOAL
もちろんケーキセットを注文し、これですべてのミッション完了
歩いた距離:約13km 万歩計:18000 歩 所要時間:約4時間30分(拝観や休憩などを含む)