2025年5月 台湾鉄道旅の記録 ハードコア臺灣鐡道LOVEな会
ハードコア臺灣鐡道LOVEな会 ~気動車特急、線路上ランタン、台湾鉄道を走破せよ!~
2025年5月30日(金)から6月1日(日)まで、台湾で開催された「ハードコア臺灣鐡道LOVEな会」。今回の旅のテーマは、“気動車特急”・“線路上でのランタン上げ”・“ハードな臺鐵旅”。その名の通り、台湾を鉄道で縦横無尽に駆け巡り、心ゆくまで台湾鉄道を満喫した3日間でした。

【1日目|5月30日(金)】
関西空港に集結し、チャイナエアラインで台湾へ出発。現地・桃園空港到着後はMRTで台北市内へ移動し、宿泊先の国王大飯店にチェックイン。
午後からいよいよ鉄道旅スタート。台北から樹林、八堵、そして台湾鉄道発祥の地・基隆駅へ。
1891年、ここから始まった台湾鉄道。その歴史に触れる「ゼロキロポスト」や臨港線跡、旧駅舎をめぐり、記念撮影も忘れずに。
夜は地元の味を楽しめる廟口夜市で夕食。名物の「栄養三明治」や「泡泡冰」など、台湾グルメの宝庫に大満足。夜遅くに台北へ戻るも、まだまだ鉄道話に花が咲く…。
【2日目|5月31日(土)】
この日は早朝から出発。ホテルの軽食を片手に平溪線の終点・菁桐駅を目指します。ローカル線の情緒あふれる風景を楽しみつつ、十分駅では線路上に立ち、願いを込めたランタンを空へ──心に残る美しいひとときでした。
その後は台北から高鐵(新幹線)に乗って台中へ移動。駅直結の「台湾鉄道故事館」では、模型や歴史資料に目を輝かせ、さらに台中港駅では懐かしい腕木式信号機や気動車の車窓からの“墓参り”風景まで目撃。
続いて、日本統治時代の風情が残る台中駅舎を散策し、夕方には台北に帰還。夜はMRTで北投温泉へ足を伸ばし、温泉にゆったり浸かった後は、深夜の海鮮料理「鱻客桟熱炒」で乾杯!
この日も盛りだくさん、充実の一日でした。
【3日目|6月1日(日)】
最終日は、台北から中壢・新富方面へ。荷物を預けて、ユニークな**「車両がご神体」の土地公廟(福德宮)**を訪問。古い自強號車両をそのまま利用した信仰空間は、まさに鉄道愛と地元文化の融合!
旅の最後はMRTで桃園空港へ。帰国直前まで鉄道に乗り、最後の最後まで「乗り鉄魂」を燃やし続けました。チャイナエアラインCI172便で帰国の途へ。
楽しく、濃密に。台湾を鉄道で堪能!
全行程にわたって、気動車、特急、区間車、MRT、高鐵と、台湾のあらゆる鉄道に乗り倒す贅沢な時間。
現地の文化や食、美しい景色、そして温泉まで盛り込んだこの旅は、まさに“鉄分濃度100%”。笑いと感動に包まれながら、メンバーそれぞれの胸に深く刻まれる3日間となりました。

次回のハードコア旅も、すでに待ち遠しい――そんな声があがる、最高の鉄道旅となりました。
旅の余韻と、次なる台湾へ
こうして、2025年5月の「ハードコア臺灣鐡道LOVEな会」も無事に終了。鉄道を通じて台湾の魅力を心ゆくまで味わい尽くし、改めて“台湾は鉄道旅の宝庫”であることを実感しました。
そして――
二か月後の8月、2025年に入って三度目となる台湾鉄道の旅が、すでに決定しています!
この短期間に何度も台湾へ足を運びたくなるのは、それだけ奥深く、何度訪れても飽きない魅力があるからこそ。次回はどんな気動車に出会えるのか、どんな路線で心を揺さぶられるのか、今から胸が高鳴ります。
“旅”ではなく“通い詰める”感覚に近い、私たちの台湾鐡道LOVEは、まだまだ続きます。