生駒鋼索線 生駒ケーブル おかげさまで開業100周年 

2021年2月8日

日本最初のケーブルカーとして、1918年8月29日に生駒鋼索鉄道が鳥居前―宝山寺間で営業運転を
開始してから、今年で100周年を迎えました。

 

秋発売予定のDVDロケで取材にお邪魔いたしました。

【生駒ケーブルの概要】
・開業年月日 : 1918年8月29日
・運転区 間 : 宝山寺線(鳥居前駅~宝山寺駅) 約0.9km
山上線 (宝山寺駅~生駒山上駅) 約1.1km
・高 低 差 : 466m
・保有車 両 : 宝山寺1号線「ブル」、「ミケ」、
宝山寺2号線「すずらん」、「白樺」
山上線 「ドレミ」、「スイート」
・最大乗車人員 : 宝山寺 1号線128人、宝山寺2号線125人
山上線 128人
・運転速 度 : 時速約 11km
【生駒ケーブルの歴史】
・1918年 8月 29日 鳥居前・宝山寺間の運輸営業開始(宝山寺1号線)

 

資料展 宝山寺駅構内 9月末まで

日本最初のケーブルカーの誕生
・1926年12月30日 鳥居前・宝山寺間複線化(宝山寺2号線)
・1929年 3月27日 宝山寺・生駒山上間の運輸営業開始(山上線)
生駒山上遊園地が同時に開業
宝山寺で乗換え生駒山上に至る現在の姿となった
・1944年 2月11日 生駒山上に海軍基地が設置され全線運輸営業休止
(軍用運転は継続)
6月26日 宝山寺2号線撤去作業開始(7月撤去)
・1945年 8月 1日 宝山寺1号線、山上線営業再開
・1953年 4月 1日 宝山寺線再複線化
・1979年 7月20日 生駒駅周辺の再開発により、
鳥居前駅を生駒山上寄りへ移設
・1985年 3月30日 鳥居前・宝山寺間運転自動化
6月27日 宝山寺・生駒山上間運転自動化
・2000年 3月18日 新車両4両導入
宝山寺線1号線「ブル」「ミケ」、
山上線「ドレミ」「スイート」

ロケ担当者(左:映像会のキャラクター「あらきんぐ」)